英文法も楽しんで🎵②
前回のbe動詞の文に続いて、一般動詞の文法も、英文法人形を使って教えていきたいと思います。
英語を教えている方なら、
Iam play tennis.
になってしまう子の多さは、分かると思います。
そもそも、be動詞と一般動詞を両方同時には使えないんだよ、と教える良い方法はないか?と考えて思いついたのが、この英文法人形なのです。
be動詞のam、are、isは「気をつけ」の形の白い体にしました。(前回を参照)
一方、一般動詞のplayやhaveは、動きのある白い体にしました。
be動詞の時と同じように、首をスポッと差し込めるようになっていますが、heとsheは首が太くなっていて、He play や Iplays は作れないようにしてあります。
三単現も自然と身に付いてくれるといいなぁ、と思って。He plays や She plays は、理屈で考えるより、繰り返し発音して覚えてしまったほうが早いと思うのですが、そのための手助けを、この人形に託しているのです。
話を戻して、「Iam play ~」が英語としておかしいことは、この人形を使うとハッキリします。
首は1個なのに、体が am と play の2つになってしまいますから。首をスポッと差せるのは、どちらか1つだけだよ~と言えば、子ども達も素直に聞き入れてくれるはず。
ちなみに、playは目的語を付けられます。白い体と同じポーズに、ユニフォームやラケット、ボールなどを持たせたものを、上にかぶせるようにしました。写真は tennis と basketball です。
もう一組、baseball と the guitar も載せようかな。もう、私の趣味の領域ですね。
中学2年生、3年生が、一から英語をやり直そうと思っても、覚えることは莫大だし、苦手意識も邪魔をして、なかなか楽しんで勉強するのは難しい。
そんな状況を、小道具にヘルプしてもらって乗り切るのは、個別指導だからこそ、出来ることですよね。